あの時の福島第一原子力発電所

 

2011年 東日本大震災 福島第一原発

日本どころか世界レベルの特大危機の最前線

 

震災翌日の3月12日から650時間の生の記録(東電テレビ会議)を3時間半に集約したDVDが製作されており、

更にそれをOur Planet TVが26分に凝縮したものが公開された

 

あの時

絶え間ない余震、渋滞、AC、デマ、パニック映画のようなニュース映像、津波、緊急地震速報の音

異常事態の中で僕らが右往左往してた時

 

「もうなんにも出来なくなっちゃうんですけど、ウチの社員、退避させてよろしいですか?」

「本店!本店!!大変です。3号機、爆発、多分、水蒸気爆発!!」

「国や保安院が、水素爆発って言ってんだから、いいじゃない、そういうことにしといて。」

「そんなことはあり得ないとは思うんだが、取材を受けたら、先ずあり得ないが、と言っておくよ。」

 

国、県、東電も右往左往していた

 

【東電テレビ会議】情報統制と被曝〜震災3日後に何が(25分)

 

あの時がどれ程危機だったんだろう…

 

元の650時間の中にも公開されていない部分があるという…

公開されてない部分、公開された部分、公開されるタイミング、

この25分も編集した人の思いも入ってる

どう受けるかは別として、あの時の記憶が鮮明なうちに見れた事

切羽詰まった中で直ちに情報を操作する様

やっぱり僕らに届く情報はコントロールされているんだけど

それが悪い事ばかりじゃないとも想像すべきであって

あの緊張状態の中、TVから「原子炉はメルトダウンしており、

都内は大量の放射能が降り注ぐ可能性があるから早く逃げて下さい」

とか流れたら東京は本当のパニックになってたと思うし想像すると怖い

 

交通網は完全に止まった状態。食べ物は家にあるものだけ。何が出来たのか

 

これにも映っていて、正に現場で直接指揮を取っていた

福島第一原子力発電所所長、吉田昌郎氏(2013年7月死去)と

政府事故調との聴取結果書も公開されています。

 

・吉田調書

レベル7の大災害を起こした福島第一原発の最高責任者であり、

事故収束作業の指揮官であった吉田氏の唯一無二の公式な調書

非公開とされ、政府内にひっそり埋もれていた。

http://www.asahi.com/special/yoshida_report

 

なお設定ミスやハードディスク容量の問題やらで録れてないらしい映像,音声は

地震発生直後の初動や1号機爆発が起きた3 月12 日、撤退問題が浮上し菅総理が東電に乗り込んだ15 日の深夜から明け方、

プラントから衝撃音が聞こえ、高濃度の放射能が広がった15 日の昼間の様子。

存在しないらしい。

また、「社員のプライバシー」を守るとの名の下、画像人はモザイクが入り、音声分の固有名詞にはピー音が入る。

しかも現在、東京電力は、マスメディアに対しては、上記の映像を全て公開しているものの、

一般市民に対しては、更に限定的な細切れの映像をインターネット上に公開しているのみ。

 

まだまだ隠されている。

これらも含めた全てを見たい